サッカーW杯ブラジル大会が開幕し、毎日熱戦が繰り広げられています。
日本代表も頑張っていますが、結果は…(・_・;) 解説の人が「日本らしさが出ればきっと勝てる!」とか「4年間の集大成!」など言われれば言われるほど、「ここで勝てないのが、いかにも日本らしい」とか「4年間の集大成がこれだから、これが実力」と思ってしまいます。
私がW杯をちゃんと見出したのは高校生の頃、1986年メキシコ大会からです。なぜならその年、我が家にビデオデッキという素晴らしい機械がやってきて、テレビ番組がタイーマー録画で見られるようになったからです。VHSテープに録画して、何度も繰り返し見た試合の筆頭はアルゼンチン代表の試合。あの時のマラドーナは凄かった!イングランド戦での「神の手」や「5人抜き」など、メキシコ大会はマラドーナの大会と言われています。この頃、日本選手は実業団所属でプロ選手ではなかったので、W杯は外国のプロ選手が集まる恐ろしくレベルの高い大会というイメージを持っていました。
その後、日本もJリーグが発足してW杯に出場できるようになり確実にレベルアップしていますが、「日本らしさ」ということで言わせてもらうと「日本らしくない」ことが目立つようになりました。髪型(金髪)、痛くないのに痛そうにする、わざと転ぶ、サングラス、ボールや指輪にキスをする、ビッグマウスなど色々ありますが、一番嫌なのは選手が頻繁にツバを吐くことです。子供の教育上良くないのでは?身なりや振る舞いを「日本らしく」して、良い意味で「日本らしくない(今までの日本にないファンタスティックな)」プレーを見せてもらいたいものです。外国人と同じことをしていては勝てません。手先が器用な日本人は、きっと爪先も器用なはずです。爪先技術を磨いて、世界をアッと言わせるような「日本らしさ」を築きましょう。