先日、能義平野の「白鳥ロード」でコハクチョウを見ることができました。
コハクチョウは、毎年、越冬のためシベリアから北海道へ移り、北海道が寒くなる11月頃に本州各地に向かって飛び立ちます。安来市周辺には昭和50年頃から本格的に飛来するようになりました。中海に飛来して話題になり、(私を含め)小学生が給食で残ったパンや茶ガラを集めて餌用に送っていました。夜になると最近は同じ中海でも安来ではなく、米子市水鳥公園で休むそうです。
写真の場所にはざっと数えて140羽。白鳥たちを驚かせないように、そーっと車を走らせながら(車から降りない方が良い)窓を開けて近くで見ると、思ったより大きくてビックリしました。翼を広げた幅は2メートル近いそうです。
3月下旬に再び北海道へ集結し、みんなでシベリアに戻って繁殖期に入るとのこと。カレンダーがなくても鳥たちは「そろそろ帰る時期だね」とわかるのがすごい。この光景がいつまでも続くことを願っています。