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青谷上寺地遺跡(鳥取市)で出土した頭蓋骨の復顔が完成し、弥生人(2世紀、30~40代男性)の顔が判明しました。
彼の父親は縄文系、母親は渡来系で、髪の太さや色もDNA解析でわかるそうです。
(山陰中央新報、令和3年10月31日版参照)
学校の日本史では「渡来系の弥生人によって原住民の縄文人が滅ぼされた」のように習いますが、2年前、この遺跡で出土した弥生人の骨のDNA(父系遺伝子)から、遺骨のほとんどが縄文人であると判明しました。
つまり、弥生人と縄文人の間に人種の違いはないことが証明されたことになります。
これは、拙著『出雲とヤマトと邪馬台国』で記述した日本人のルーツ(一部)の科学的な裏付けになります!(^^)!
さて、前出の拙著文中にいくつか自分で描いた挿絵を載せています。それらのうち、初代大国主神(オオナムヂ)のイラストは、今回復顔された弥生人の顔になんとなく似ています。
ただ、少々男前に描き過ぎました。
IPT鍼灸院 藤原淳詞