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今年は次々と台風が発生して、日本に接近していますね。
先日の11号のように、長崎県から北東へ向かう予想進路を見るたびに平成3年(1991年)の台風19号を思い出します。
とにかく風が強かった!
あらためて、あの台風について調べてみました。
(画像は気象庁資料より)
国際名:ミレーレ(Mireille)
・平成3年9月27日に長崎県佐世保市に上陸
・ほぼ全国を暴風域に巻き込みながら、長崎県から北海道まで約1,820kmを24時間で北上した(単純計算で75.8km/h)
・上陸時の中心気圧940hPa
・最大瞬間風速:広島市58.9m/sec、青森市53.9m/secなど
(非公式では鹿児島県の空自ヘリ基地で88m/sec)
・全国で死者62名、負傷者1,261名、保険支払額5,679億円
・厳島神社(宮島)の能舞台が倒壊した映像は記憶に新しい
雨による被害は少なく、猛烈な風による災害をもたらした典型的な「風台風」でした。
その日は、まだバブル景気の熱が残る「花の金曜日」。
市内の盛り場ではカラオケ三昧で外の喧騒に気がつかず、帰宅するためタクシーを呼んでもタクシー会社は臨時休業とのことで、びっくりして店の外に出て初めて
「えらいこっちゃ(; ・`д・´)」
となったそうです(数名の体験談より)。
色々な物が空を飛んでいて、電線からはバチバチと火花、車を運転中に倒れてきた電柱の下敷きになった人もいました。
あれからもうすぐ31年になります。
台風の進路を変えるのは神様にお祈りするしかありませんが、財産を守るために損害保険(火災、家財、地震、傷害、自動車等)の内容確認・見直しは必要ですね。